着色料の入ったいちごジャムが売れ、無添加のいちごジャムが売り残れてしまう理由。[2013-14]

記事内に広告が含まれている場合があります

添加物って知っていますか?

私は今まで添加物っていうものは何のことかよくわかっていませんでした。ちょうど仕事で、食品表示について調べる機会がありましたので、添加物とはなにか?を調べるために「食品の裏側」で勉強することにしました。

この本をオススメする人

子を持つ親には絶対読んで欲しいと思います。大人は添加物を摂取しても仕方ないと割り切れますが、自分の子どもには無添加の食物を食べて欲しいと思ってしまうものです。

この本で添加物とは何なのか?を知ることができます。

添加物の光と影

添加物には「光」と「影」があります。「影」の部分はよく取り上げられます。例えば、健康に良くないのではないか?本当に食べて大丈夫なのか?など、悪い噂をよく聞きます。

しかしながら、悪いだけでは、こんなにも添加物は使われません。もちろん光の部分もあるので、添加物が使われています。

添加物の光の部分にはいろいろあり、

  • 美味しくなる
  • 安くなる
  • 日持ちするようになる
  • 見た目が綺麗になる
  • いい匂いがする

などいいことばかりです。このように添加物は光の部分があるからこそ、影の部分があるわけなのです。

添加物を調べてみた

食品の裏面には原材料が表示され、その後に添加物が記載されております。コンビニでおにぎりの裏にある食品表示欄が貼り付けられているシールを見てください。かなりの種類の添加物が含まれています。食品添加物が含まれていないのは塩おにぎりぐらいです。他のおにぎりには、添加物ばかりを食べているのではないかというぐらい、添加物が含まれております。

1食品食べると、添加物を10種類程度摂取します。もう、添加物を食べないで生活することは、実質は不可能です。

以前、農産物を販売する物産展で無添加のいちごジャムを販売していたのですが、全く売れなかったようです。それは、着色料が入っていないので、鮮やかな赤(ピンク)色になっておらず、少しくすんだ赤色をしていたので、無添加のいちごを美味しくなさそうと思い、着色料である添加物が入ったいちごジャムのほうを購入した客が多かったと言います。

すっかり、添加物に騙されてしまい、無添加のほうが価値が低いと錯覚してしまうほど、我々の感覚は麻痺しているようです。

特に添加物が使われているのは、下記食品のようです。

「明太子」「漬物」「練り物」はとくに添加物が多く使われているのを忘れてはいけません

明太子の食品表示欄を見てください。とくに高い明太子をよく見てください。添加物が入った明太子と添加物がほとんど入っていない明太子が売っています。よく名前の聞く大手の明太子には添加物がはいっております。「明太子」「漬物」「練り物」を家庭で食べる場合は添加物が入っていても仕方がないと思いますが、贈答品として送る場合は、添加物の少ない食品を送るよう心がけたいものです。

タイトルとURLをコピーしました