強いコトバでないと伝わらない!強いコトバを作る5つの方法[2013-10]

読書
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ブログを書くようによって、人のブログをよく読むようになりました。すごく上手な文章でブログを書く人がたくさんいますので刺激になります。伝えたい内容は同じなのに、私の表現力と違って。なぜこんなに上手なのかと、ガックリとすることがよくあります。

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「伝え方が9割」には「伝え方には技術がある」と書かれおり、伝え方の技術が解説されております。

強いコトバと弱いコトバ

伝え方の技術の一つに、「強いことばで伝える」という方法があります。意味が同じでも、人の記憶に残るコトバと、残らないコトバがあります。相手に何かを伝えたいときは、強いコトバで伝える方法が有効です。

強いコトバを作る方法は5つの方法があります。

1. サプライズ法

サプライズの言葉を入れる方法です。「なんと!」「びっくり!」などの言葉や感嘆符がサプライズワードです。

そうだ 京都、行こう。JR東海

上記の「そうだ」もサプライズワードです。非常に記憶に残るワードです。つい京都に行きたくなります。

2. ギャップ法

コトバに限らず、面白いと思わせるためには落差が必要といわれております。例えば、映画ですと、「平凡な人生」→「大事件に巻き込まれる」→「大事件を乗り越える」のような落差が必要で、落差が大きいほど面白く感じるといいます。

落差をつけたコトバは、以下のような方法で作るようです。

最も伝えたいコトバを決める。 伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる。 前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める

また、「ラーメンがうまい」というコトバを、ギャップ法で伝えるとこのようになります。

「他の店がまずく感じるほど、ここのラーメンが旨い。」

3. 赤裸裸法

平凡なコトバは記憶に残りません。記憶に残るようにするには、コトバに落差を付ける以外にも、イキイキとした生命力があふれるコトバで伝える方法があります。

「赤裸裸法」はあなたのコトバに、体温を感じさせ、ときに詩人のようなニュアンスをつくりだすことのできる方法です

例えば、

「くちびるが震えている。あなたが好き。」

ですが、伝えたいことは「あなたが好き。」ということですが、上記の文章のほうがより臨場感を感じます。

4. リピート法

伝えたい言葉を繰り返すのも効果的です。繰り返して聞くことによって、聞き手は記憶に残ります。会社のトップはよく同じ話をしますが、それが重要なことだから、繰り返すのです。

「人民の、人民による、人民のための政治」

このセリフは有名です。一回聞いたら忘れません。

5.クライマックス法

聞き手に集中してもらうには、いきなり本題にははいらず、クライマックスワードから話す方法があります。

学校の先生が「ここはテストにでるよ!」と発言すると、生徒は一瞬で集中します。必ずテストにでるのであれば、覚えておかねばと意識するからです。この「ここはテストにでるよ!」がクライマックスワードです。試験にでなる内容をそのまま話たのでは、生徒は聞き過ごしてしまう可能性があります。「ここはテストにでるよ!」という一言で、その後のコトバが重要なものと認識するのです。

「誰にも言わないでくださいね、~」

よく人の噂をするときに、「誰にも言わないでくださいね」といってから話をします。話し手は、本当に他人は話してほしくないと思って発言しても、その効果は逆効果になります。

このコトバはクライマックスワードですので、そのあとのコトバに集中し、そのコトバを脳裏に焼き付けようとします。脳裏に強烈に焼き付くので、ついつい他人にこの話をしてしまい、噂はどんどん広がってしまうのです。人の噂が簡単にひろがってしまうのは、話の前にクライマックスワードをつけるからかもしれません。

ブログのタイトルで実践してみよう!

このように強いコトバを作る手法は、ブログのタイトルにも応用できそうです。ブログのタイトルも強いコトバで書くと注目があがるかもしれません。強いコトバを作るトレーニングとして、しばらく、ブログのタイトルで実践してみたいと思います。

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