問題が発生したら「反省」や「謝罪」ではなく「責任」とることが重要[2013-23]

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シンドラー社のエレベーターが事故を起こした際に、シンドラー社が謝罪会見をなかなかしなかった。この時のテレビの解説によれば、事故原因が分かってない段階において、謝罪会見を開く文化は欧米にはないということを知った。

謝る必要がないのに謝る。ということを裏返すと「誤ったのだから許そう」という安易な妥協があると「世界でも珍しい謝罪会見という光景」は指摘する。

「反省させると犯罪者になります 」でも、犯罪を犯したらまず反省しなさいという風潮がある。これも「反省したのだから許そう」という妥協があるからで、謝罪や反省したら許そうという文化が日本にはある証拠だ。

しかしながら、時代が代わり「謝る理由がない時に謝ることはない」という考え方が広まっていくと「世界でも珍しい謝罪会見という光景」は指摘する。

その証拠に評価される企業は、うわべだけの謝罪会見を開いた企業ではなく、その後にきっちりと責任をとった企業が評価され始めている。

顧客情報漏洩を受けて直ちに営業停止したジャパネットたかたはその早さにおいて好感を持たれ、整備士の技能検定試験問題漏洩が発覚したトヨタは社長が直ちに記者会見するなど、トップ自らによる率先対応が評価された例です。

企業でも個人でも同じように何か問題が発生してしまった場合に、その対応は非常に大変で辛い対応となるが、こうした対応が評価につながる。

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