2015年巨人のレギュラーシーズンの入場者数ベスト２０の入場者数が多い理由を調べた

２０１５年巨人の全試合が終了し、ホームゲーム全７１試合で総入場者数は3,001,187人との発表があった。

３年連続で３００万人突破！　ホームゲーム全７１試合の総入場者数|読売巨人軍公式サイト

ホーム１試合あたりの入場者数42,270人となった。

東京ドームだけに限定すると、全64試合で入場者数は2,856,716人、１試合あたりの入場者数は44636人となる。東京ドームの公式ページには定員は46000人とあるので、97%の座席が埋まっていた計算となる。

東京ドームシティ｜野球情報｜施設規模

2015年入場者数ランキング

２０１４年にも入場者数ベスト２０の試合を一覧にし、なぜ入場者が多かったかを予想してみた。

2014年巨人主催試合の観客動員数ベスト２０を調べてみた| のん気なブログ NobiLog

２０１５年についても、同じく入場者数が多かった２０試合を調べ、その理由を考えてみた。２０１５年の入場者ベスト２０は以下のとおり。

混セでシーズン後半の９月の試合が好調

今年はセリーグの優勝がもつれたため、シーズン後半の９月以降に入場者が増えた。９月の東京ドームの主催試合は土日・祝日が多く日程がよかった。ベスト１０のうち、９月以降の試合が６試合もランクしている。

それ以外は、８月以前の無料ユニ配布が２試合、ゴールデンウィークの阪神戦、お盆のDeNA戦がランクインしている。今年の入場者数ベスト１０は、終盤戦、無料ユニ配布、GW、お盆が主な理由。

ベスト１０の対戦相手はヤクルト、DeNA、阪神

ベスト１０の対戦相手は、ヤクルト、DeNA、阪神の３球団のみとなり、広島、中日はランクインしていない。

１位のヤクルト、３位の阪神と終盤戦が５試合と多くランクインしている。通常、東京ドームにくるビジターファンは、阪神、広島、中日、ヤクルト＆DeNAの順に多い。ヤクルトとDeNAの試合が多くランクインしているのは、ビジターファンの観戦が多いわけではなく、多くの巨人ファンが訪れたからと思われるが、ヤクルト戦で入場者数が多かったのは終盤の優勝争いが盛り上がったからだ。DeNA戦は８月のお盆、９月の週末開催、無料ユニと日程やイベントに恵まれたため、入場者数を増やした。

平日開催

通常、土日よりも平日のほうが入場者数は少ない。

平日開催の試合に多くのファンに観戦してもらおうと、球団側はユニホーム配布などのイベントを行っている。

ユニホームを配布していないのに、平日の入場者数が多いのには何か理由がある。ベスト２０の中では１６位の８月２８日、１９位の３月２７日の２試合となっている。３月２７日は開幕戦なので入場者数は多いのはわかる。８月２８日は夏休み最後の金曜日ということではないかと思う。

ファンが球場に向かうのは

1. 優勝争い。
   一番は優勝争い。やっぱり盛り上がる試合が一番入場者数が増える。

2. ユニホーム無料配布
   無料ユニフォーム配布の試合は入場者数が多い。ユニフォームが手に入れば、次回の観戦から使える。

3. 大型連休（GW,SW,夏休み、お盆）
   連休のプロ野球観戦は最高。

１０日前後の日曜日の入場者数が多いのは？

あと、今回調べてみて分かったのは、１０日前後の日曜日の入場者数が多いのも特徴的だ。

• ５月は１７日ヤクルト戦が１３位
• ７月は１２日阪神戦が２０位
• ８月は９日広島が１８位
• ９月は１３日DeNAが１０位

とかなりランクインしている。７月の阪神と８月の広島は人気球団なのでわかるが、５月のヤクルト戦、９月のDeNA戦が１０位、１３位と上位にランクインしている

チケットの売れ行きをみていると３週間前ぐらいからチケットから急激に売れ始める。給料日をもらって、２～３週後の予定に野球の試合をという人が多く、１０日前後の日曜日に売れるのかもしれない。