東京ドームのファミリシートで観戦してきた。
東京ドームのファミリシート
ファミリシートは3塁側内野席にある。隣はB指定席で、反対側は、内野ビジターチーム応援席、そして、外野ビジターチーム応援席と続く。
ファミリシートは内野席といえども外野に近い。また3塁側なのでビジターチームに近いということで、東京ドームの中ではあまり人気のないエリアといえる。だから、チケット価格は安い。前後の座席と価格を比較をすれば、一目瞭然だ。
座席 | 価格 |
---|---|
B指定席 | 3900円 |
ファミリーシート | 1800円 |
内野ビジター | 3900円 |
外野ビジター | 2200円 |
隣のB指定席は3900円だが、ファミリシートは半額以下の1800円と格安だ。外野席の2200円よりもさらに安い。東京ドームでは2階のD指定席の1700円に次ぐ安さだ。
ただし、条件がある。ファミリシートは1枚単位の購入はできず、3枚もしくは4枚セットでしか購入できない。1枚あたりの単価は安いので、3枚5400円、4枚7200円単位で購入してほしいという座席だ。
3枚、4枚といえば家族構成と似ている。子供1人だったら3人家族。子供2人だったら4人家族となる。家族での観戦して欲しいからファミリーシートという名前になっていると思われる。東京ドームで行われる巨人戦では子供料金はない。子供が小さい時は何事にもお金がかかる。家族で安く野球観戦するためには、D指定席の1700円。または、ファミリーシートの1800円という選択となる。
家族でなくてもよい
ファミリーシートといっても、家族でなければ入場できないというわけではない。仕事や学校の仲間と観戦してもなんら問題ない。名称がファミリーシートとなっているだけに、家族限定席という印象をもつが、ファミリー以外の人も多く観戦している。
その代わりファミリ向けな特別なサービスは何もない。託児所が近いとか、ボックス席のようになっているなど、特別なファミリー仕様となっているわけではない。
ファミリーシートは、他の席と比べれば家族づれが多いように感じる。乳幼児など小さい子供もいた。下の子供は乳幼児だが、上の子供と父親は野球好きという家族構成も見られた。ファミリシートはバッターボックスからはだいぶ距離が離れているので、ライナーのような危険なボールが飛んでくる可能性は低いし、飛んでくるまで時間がかかるので、小さな子供がいても、すこしは安心できる。
ファミリーシートからの光景
ファミリーシートからバッターボックスを見ると下記のような写真になる。かなりバッターは小さく見える。
座った席はファミリーシートの上段だったので、ほぼ距離的には外野席と変わらない。
ファミリシートとD指定席は特性が似ている。1階か2階なのかでチケット価格が100円違う。
選手が小粒にみえる。高さがあるほうが球場全体が見えるので、ファミリシートよりもD指定席のほうがよいように感じる。(個人差はある)
私はあまり見やすい位置ではないと感じた。角度からすると、外野のほうが試合は見やすい。
この日は生ビール半額デーでビールを飲みまくっていたので、席が遠いせいで野球を見ていなかったのではなく、お酒のせいだったかもしれない。
座席
内野と外野の境なので、席が面白い形になっている。
上段は4人席、その下は3+3人席、さらに下は3+4人席になっている。
ビジター外野席が近い
この日は巨人VSヤクルトの試合。
ビジターの外野に近いので、相手方のチームが近くにいてほしくない人は、ファミリシートはやめたほうがよい。
結論
ファミリーシートは、1階内野席の中では一番やすく、コストパフォーマンスは高い。ファミリーシートの前方の席であれば、それなりに楽しめそうだ。ただ、後方の座席だと試合は見にくい。どうせなら高い位置にある2階のD指定席のほうがよい。
個人的には、2階のC指定席(2300円)または、2階一塁側のD指定席(1700円)のほうがいいと感じた。2階のC指定席は料金は比較的やすく、球場全体を見渡しやすい。D指定席はファミリシートのような位置からの観戦となるが、1塁側であれば、応援団も近く、気持ちよく応援できる。ファミリーシートではビジターチームの応援が耳に残り、負け試合だと嫌な気分になる。
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