2016年度の東京ドームで開催された巨人戦で気になったこと。
巨人ファンはあまり東京ドームに行かなくなった
2016年の巨人ファンはあまり東京ドームに行かなかったと思われる。順位こそ2015年と同じ2位とであったが、大差で負けるシーンも多く、見ていて面白くない試合が多いように思えた。
そのせいか、
- 1階席、2階席ともに3塁側の巨人ファンが少ない。
- オレンジシート後方部が空いている。
ことが多いように思えた。
9月27日(火)中日戦では25,397人と3万人割れ。満員46,000人の55%しか観客が入っていない。地方球場開催の中止に伴う振替試合だったので、シーズンシート席分がなかったとはいえ、とても寂しい数字となっている。
同じ日の西武ドームで行われた西武対日本ハム戦では27,158 人が入場しており、都心のど真ん中の東京ドームの試合が、都心からの交通の便が良いとは言えない西武ドームよりも少ないという結果に。地理的なハンディを考慮したら、とても悲惨な入場者数といえる。
阪神ファンも少なかった
セリーグでの人気球団といえば、阪神タイガースと広島東洋カープの2球団。特に阪神はセリーグ球団で唯一東京ドームのレフトスタンドを占拠できる。レフトスタンドだけでなく、内野席1階、2階ともに3塁側は巨人ファンよりも阪神ファンのほうが多くなるのが通常だ。
しかしながら、2016年の阪神ファンもあまり東京ドームに来なかったようだ。
下記写真は、2016年7月6日、阪神戦の3塁側二階席の様子だ。
青くなっている空席が目立ち、黄色の阪神ファンはほとんどみない。関係者に聞くと、「入場者数は若干少ない程度だが、入場時間が遅くなっている。」と言っていた。確かに、6時30分前後は仕事終わりのサラリーマンが入場する時間帯になるので、2階席に入場するための40ゲートや41ゲートは大混雑していて、例年、行列ができているが、2016年の阪神戦はあまり行列がなかった。
カープファンは多かった
一方で、優勝したカープのファンは多かった。3塁側は1階席、2階席問わず真っ赤なカープファンで占拠。2016年シーズンに限っては、阪神ファンよりもカープファンのほうが熱狂的だった。
また、クライマックスシリーズでは3塁側が青く横浜ベイスターズファンに染まった。巨人ファンで3塁側を埋めるのは厳しい状況とともに、カープやベイスターズのファンが増えていることを実感した2016年だった。
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