WBC2017のチケットが発売されている。先行発売と一般発売の違いや2013年のWBCとの違いを調べてみた。
発売スケジュール
WBCのチケットは「先行発売1」、「先行発売2」、「一般発売」と3段階に分けて発売される。
先行発売1:
最大のメリットは、一番最初のチケット販売なので良席が確保できる可能性があることであろう。デメリットもある。チケット代とは別に先行サービス料864円かかり、システム利用料、発券手数料とあわせると1枚あたりの手数料は1188円と高額だ。指定席Cのチケット代は4000円なので、合計支出額は5188円と手数料の割合は20%にもなる。もうひとつのデメリットは、座席指定できないことだ。
日時:12月24日(土)12:00~1月6日(金)23:00
ローソンチケット
先行発売2:
先行発売2になるとローソンチケット以外からも発売される。先行発売2もインターネットでしか購入できない。インターネット経由での販売の場合は、販売に関するコストをチケット購入者に手数料という形で負担させることができるので、店頭販売よりも優先していると思われる。
日時:1月7日(土)12:00~1月20日(金)23:00
発売店 | (最安)手数料 | 内訳 |
---|---|---|
ローソンチケット | 1188円 | 先行サービス料864円 システム利用料216円 発券手数料108円 |
オンラインチケット | 0円 | 最安の手数料は0円 |
e+ | 824 | サービス料500円 システム利用料216円 発券手数料108円 |
チケットぴあ | 838 | 特別販売利用料514円 システム利用料216円 発券手数料108円 |
セブンチケット | 108円 |
手数料だけでみると、オンラインチケットは手数料が全くかからず、セブンチケットは108円と安価だ。ただし、いい座席が販売されているとは限らない点は注意が必要だ。
一般発売:
先行発売2と一般発売の違いはあまりない。先行発売2はインターネットだけの受付だけで、一般発売は電話や東京ドームなどの店頭販売が行われる点が異なる。
※店頭販売では余分な手数料はかからない
日時:1月21日(土)11:00~
- ローソンチケット
- オンラインチケット
- e+
- チケットぴあ
- セブンチケット
チケット価格
WBC2013の時は1次ラウンドは福岡ドーム、2次ラウンドは東京ドームで行われていたが、WBC2017では1次、2次ラウンドともに東京ドームで開催される。
チケット料金は1次と2次ラウンドは同じ料金だが、1次は集客に苦戦する予想しているのか、3塁側の座席にはユニフォームやマフラーなどの特典が付く座席がある。
座席は通常の巨人戦の指定席と同じ構成で、下記のような料金になっている。
座席 | 価格 |
---|---|
エキサイトシート | 25,000 |
プレミアムラウンジ | 15,000 |
指定席S | 16,000 |
指定席A | 10,000 |
指定席B | 7,000 |
パノラマシート | 5,000 |
指定席C | 4,000 |
外野指定席 | 5,000 |
ダイヤモンドボックス | 35,000 |
チャンピオンシート | 18,000 |
立ち見 | 2,000 |
前売りの状況をみると、エキサイトシート、外野指定席ライト、指定席Sバックネット裏、プレミアムラウンジ、パノラマシート中央側などが人気のようだ。もちろん3塁がよりも1塁側の人気となっている。
チケットの売れゆきは、開幕戦と日曜日開催の試合が売れている模様。
WBC13とWBC17の比較
13と17年のWBCのチケットを比較してみた。
座席種の比較
下の図が2013年のWBCの東京ドームの座席配置となる。
引用先:http://www.e-tix.jp/wbc2013/tokyo/tokyo.html
基本、S、A、B、C、外野指定席と5種類座席。
下の図が2017年のWBCの東京ドームの座席配置
引用先:http://www.wbc2017.jp/ticket/pool-b.html
主な変更点:
- 2013年はA指定席だった通路後方部はB指定席と格下げとなった
- 2階席のB指定席、C指定席だったものが、パノラマシートとC指定席と若干格下げとなった。
- 3塁側の1階席はマフラーとユニフォーム付(1500円増額)、2階席はマフラー付の座席の新設
座席の価格比較
エキサイトシートおよびプレミアムラウンジは値上げとなった。指定席S,Aは値下げ。指定席Bは変わらず。2階席は4500円から通路前方のパノラマシートは5000円と値上げ、通路後方の指定席Cは-500円値下げなので、ほぼ変わらずとみてよい。
座席 | 17WBC | 13WBC2次ラウンド | 差 |
---|---|---|---|
エキサイトシート | 25,000 | 20,000 | +5,000 |
プレミアムラウンジ | 15,000 | 12,000 | +3,000 |
指定席S | 16,000 | 18,000 | -2,000 |
指定席A | 10,000 | 12,000 | -2,000 |
指定席B | 7,000 | A:12,000 B:7,000 |
-5,000ー0 |
パノラマシート | 5,000 | B:7,000 C:4,500 |
-2,500ー+500 |
指定席C | 4,000 | C:4,500 | -500 |
外野指定席 | 5,000 | 5,000 | 0 |
ダイヤモンドボックス | 35,000 | – | – |
チャンピオンシート | 18,000 | – | – |
立ち見 | 2,000 | – | – |
2013年と比較してお得なチケットは、2階席の中央側(指定席Bから格下げ)と1階席の指定席B(指定席Aから格下げ)がお得だ。
WBC17と2015年のプレミア12との比較
また、2015年に開催されたプレミア12とのチケットの比較が下記の通り。準決勝の韓国戦がほぼ巨人戦と同じチケット価格。プラミア12の決勝戦は巨人のチケット価格に数十%の価格が上乗せされているが、WBCに比べればとても安い。
座席 | 17WBC | プレミア12 (韓国戦) |
プレミア12 (最終戦) |
---|---|---|---|
エキサイトシート | 25,000 | 8,000 | 10,300 |
プレミアムラウンジ | 15,000 | 4,000 | 7,800 |
指定席S | 16,000 | 6,100 | 8,800 |
指定席A | 10,000 | 5,300 | 7,200 |
指定席B | 7,000 | 3,900 | 4,700 |
パノラマシート | 5,000 | 2,400 | 3,100 |
指定席C | 4,000 | 2,400 | 3,100 |
外野指定席 | 5,000 | 2,200 | 2,600 |
プレミア12の韓国戦はほぼ満員状態であったが、毎年のWBCが満員にならないのは、高いチケット価格に原因がありそうだ
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