前回のこの本でノート術みたいなものはあまり意味がないと指摘されていた。
読んで意味がないといわれると、なぜか逆に読みたくなってしまうのは、私がひねくれているからであろうか?下記の本を読んでみた。
100円ノート「超」メモ術
私は、プライベートの事はすべてEvernoteに記録しているので、アナログ派というよりはデジタル派だ。デジタルなノートは、物理的なスペースが不要で、いつでも閲覧ができるなどのメリットがある。一方で、アナログノートはデジタルとは違い、閲覧性が高いなどのメリットがあるが、私は字が汚いのでアナログのメリットはあまりない。
ただ、この本に記載されたテクニックは、シンプルだが面白い。ページの内容を分類し、ノートの端に分類ごとにマークをつけておく、という技だ。イメージとしては国語辞典が近い。国語辞典の「あ行」は、インデックスが付いているので、一目でわかる。また、どの「行」の単語が一番多いかは、中身をみなくとインデックスの長さだけでわかる。
これをノートの応用すると面白い。その期間で一番関心があった事柄のインデックスが一番長くなるので、ノートの中身をみなくとも、その期間に興味があったことが一目でわかるようになる。この技は、デジタルではできず、アナログがなせる技だ。
この本を読んで満足感あったが、ただ自分はノートにメモはしないので、読んだ内容はおそらくは実践しない。やっぱり最初にあったように、ノート術の本を読んでも無駄だった。この本の言うとおりだったかもしれない。