同じ東京を本拠地にする巨人とヤクルト。今年からすっかり巨人ファンになったので、巨人応援側のレフトスタンドで観戦。
神宮といえばウインナー盛り。ビールを飲みながらウインナー盛りを食べるのが楽しみ。
神宮には外野自由席がある。
自由席だとやく球場にいって座席を確保する必要があるので、落ち着かない。だからチケットは、毎回外野指定席を購入している。だた、性格が「せっかち」なので、結局、はやく神宮球場に来てしまう。外野自由席も自由に選びるので、外野指定席のチケットを購入する意味があまりない。
息子はお気に入りの席を探し、いろいろの席に座ってみる。お気に入りの席が見つかると、今日は外野自由席に座ると言う。外野指定席は1600円。外野自由席の子供は300円。せっかく高いお金を払ったのに外野自由席に座りたいとは、なんていうことだ。
ただ、試合の2時間以上前に到着したので、しばらく外野自由席に座っていたが、飽きたようで外野指定席に戻って観戦することにしたようだ。
この決断が正しかった。
試合が始まった。
2アウトでレフトフライのボールが飛んできて、レスリーアンダーソンがキャッチ。そして、そのボールをレフトスタンドに下投げで投げ入れた。
ボールは真正面に飛んできたが、高さが4m上だったので、上を通過するボールは見上げだ。上にあげた顔を、そのまま後ろをむき、ボール行方をおった。ちょうど5席ほど後ろの席の階段通路にあたった。
その瞬間、ボールが顔めがけて飛んできた。ボールが階段の角にあたったようで、ボールが向かってきたのだ。キャッチを試みようと手を伸ばしたが、隣にいる息子の真正面で、息子がキャッチ。
奇跡的に落とさずキャッチできた。今年2回目のボールゲットになったが、前回はエキサイトシートでまわりの大人の支援があってボールをゲットできたが、今回はまったくの偶然でラッキーだった。
野球の観戦を始めたころは、ボールゲットするなんて絶対無理だと思っていたが、2014年に1球、2015年に2球と順調にゲットできている。たくさん観戦すると、意外とボールは手に入るものだ。
始めて手に入れたのは2014年の西武ドーム。試合の選手入場の際のサインボールの投げ入れを、フィールドビュー席3塁側で私がキャッチした。
2回目は2015年の東京ドーム。攻守交代の際にキャッチボールした球をエキサイトシート一塁側に投げ入れ、息子の隣の男性がキャッチしてくれた。
2015年東京ドームのエキサイトシート一塁側でボールをゲットした
今までは息子自身がキャッチできなかったが、今回は自分自身で初めて捕球できたと、喜ぶ息子。
息子は「野球をやっててよかった」といって、うれしそうだった。
試合は完敗で、試合時間2時間17分の完封負け。レフトスタンド側はがっくり。
負け試合だと、普段すごく怒る息子も、今日は笑顔が止まらない。よい思い出となったようだ。