25歳の最年少社長が上場した会社の本「リブセンス〈生きる意味〉」を読んでみた。

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25歳の最年少社長が上場した会社の本「リブセンス〈生きる意味〉」を読んでみた。

この本はリブセンスの社長が自ら書き下ろした本ではなく、ブックライターが、リブセンスの社長のインタビューなどを通じて、ブックライターの主観で書かれている本である。

ブックライター曰く「リブセンスの社長は普通の若者に見える」ようである。上場により株価が上昇し資産家になったわけなので、派手で豪華な生活をしておかしくないはずだ。しかし、25歳の社長は旧来のIT企業の社長とは異なり、ワンルームマンションに住むような質素な生活を送っているようだ。

よく最近の20代は、車などを保有せず豪華な生活をしない。ユニクロの服をきて、サイゼリヤでご飯を食べられていれば幸せなといわれる世代といわれる。そうした普通の20代を代表したような社長で、まさに現在の若者の象徴のような人物だ。

ただ、普通の若者は最年少上場できない。やはり何かが違う。高校生の頃から起業を目指していたような若者は多くはいない。しかも、営業力を磨くため、テレアポなどのアルバイトを行っていたなど、起業するための準備は着々と行っていた。

ベンチャー企業の社長に多い特徴は、社長が凄腕の営業マンことだ。リブセンスの会社の大半は技術者で、営業は一手に社長が行っている。ベンチャー企業の社長にとって自社の商品は、自分の子供と同じだ。苦しい思いをして、商品を誕生させ、育ててきた。その社長が営業するのが効果が一番高いのは当然で、ベンチャー企業の社長が営業に長けていないと成功が難しいと感じる。営業力+IT力このバランスが取れた会社が成長の原点だと感じた。

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