コレクションとは、分類わけをするためのフォルダのようなものです。
コレクション機能自体は以前からあったのですが、今までは端末側にダウンロードした本にしか分類が表示されませんでした。今回のバージョンアップでクラウド側の本を表示時にも分類が表示されるようになりました。
コレクション機能の使い方
私は、本を買ってもすぐにダウンロードせずにクラウドに置いたままにしております。読む本をきめたら、初めてクラウドから本をダウンロードすることにしています。本を読み終わると、またクラウド上にある未読の本から1冊をえらび、端末側にダウンロードし、本を読み始めます。
今まではクラウド側にはコレクションを作ることができませんでしたので、Kindle PaperWhiteでクラウド側の本棚をみると、未読も完読もごちゃごちゃな状態で、本を選ぶときに非常に見づらかったです。
Kindle PaperWhite側には「完読」のコレクションを作り、読み終わった本は「完読」に移すようにしていました。そうすると、今読んでいる本は本の表紙が見え、完読した本はコレクションにまとめられ、本の表紙が見えなくなり、未読と完読が一目でわかります。
クラウドコレクション機能
今回のバージョンアップによって、クラウド側にもコレクションを作ることができるようになりました。クラウド側の本棚にもコレクションが表示されるようになったという表現のほうが、正しい表現かもしれんません。
これでクラウド側も「未読」と「完読」をわけることが出来るようになりました。これから読む本を選ぶときに、完読の本が表示されなくなったので、非常に見やすくなりました。
iOS版のコレクションはまだ不便
私は以前はkoboを使っていたのですが、さまざま理由で電子書籍はKindleにすることにしました。koboよりもKindleのほうが優れていると思うことが多かったからです。ただ、koboが優れているところもあります。それが本の分類機能です。日本以外では分類わけをしたいというニーズはないのですかね?Kindleはkoboに比べ、本の分類わけの機能は貧弱です。
Kindleの本の分類機能が貧弱の点のひとつを例にあげるとすると、iOSのコレクション機能です。
iOS版のKindleにもコレクションの機能があります。だた、PaperWhiteとは異なる表示の仕方になります。PaperWhiteは、コレクションの中に入れた本もそれ以外の本はも、同時に表示できるのですが、iOS版のKindleはコレクションにいれていない本は表示されません。
これが不便なのは、iOS版のKindle版のコレクションを表示させると、完読した本ばかりが表示されます。本当に見たいのは、未読の本だけです。未読の本はコレクションにいれていないので、未読の本は表示されなくなってしまいます。
回避方法としては、「未読コレクション」を作成して、本を買ったら「未読コレクション」にいれれるルールにすれば、未読の本だけを表示させることは可能ですが、いちいち「未読コレクション」に移動するのは面倒です。
未読の本の中から次に読む本を決めるという行為は、Kindle Paperwhiteだけで行っていくようにします。
Kindleのコレクション機能がバージョンアップすることは、使い勝手が向上するので歓迎すべきことです。が、まだユーザーが満足するレベルに達していないので、今後の改善が期待されます。
コレクション以外のところについては、いろいろ満足しているところは多く、もう紙の本は不便すぎて、読む気にはなれないぐらい、Kindleは便利だと思っていますので、さらなる発展を期待します。
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