4年前にルンバを購入した。ルンバは単なる掃除機だ。しかし単なる家電ではなく、ペット同じくらいに、愛着があるから不思議だ。
ルンバは充電池が搭載されているので、手で触ると暖かい。寒い季節になると、猫がルンバの上に乗って、暖房替わりにしている。その際に、猫がルンバの中心にある電源ボタンを押してしまい、メリーゴーランドのようになっているルンバ猫という現象がとてもおかしい。
ルンバ猫 – Google 画像検索 ルンバ猫 – Google 動画検索
ルンバは毎日1時間稼働しているので、4年も使うとボロボロになる。そろそろ買い替えようと思うのだが、愛着があるので買い替えには躊躇している。故障した部品を取り換えて、なんとか使おうと思ってしまうのが、普通の家電とは違う。
ルンバの部品はさまざまな交換をした。ブラシを交換し、フィルターを交換し、バッテリーも交換した。公式オンラインストアで売っている部品はすべて交換した。
そして、ついに公式のオンラインストアで売られていない部品が壊れた。前方のキャスターのプラスチック部分が割れてしまった。前方キャスタはルンバの足といえる。これが故障すると、まるで足腰が弱ってしまった人のようになる。ルンバは少々の段差であれば問題ないが、前方キャスターが故障すると、わずかの段差も登れなくなる。まるで「ヨイコラ!ヨイコラ!」と掛け声をかけているように、段差に登れずにいる。その姿はまるで老人になってしまったようだ。
この部品、探してみるとなんとAmazonで販売していた。
約3000円と安くはないが、人間の病院に3000円ぐらい使うことが良くある。病気代と思って、取り換えることにした。取り換えると、足腰が強くなり、段差も軽快に上ることができるようになった。
そして、また問題が発生した。今度は致命的な問題で、ゴミを全く吸わなくなってしまったのだ。
ブラシを動かくすために、ルンバ内部に歯車があるのだが、そこにホコリがたまり、回転熱で歯車が溶けてしまっていた。歯車は機能せず空回りし、ブラシも回転せずに、ゴミが収納されなくなった。
ルンバーの内部のパーツなので、今度こそ新品の買い替えが必要かと思ったが、この部品もAmazonで売っていた。厳密にいえば、歯車ではなく、関連部品が一緒になったパーツであったが、これも交換可能であった。
日本製の家電は年々改良がすすみ便利になっている。一方で、部品が故障すると在庫がなく、簡単に買うことができない。世界的に売れているルンバだからこそ、交換のパーツが気軽に買えて、交換できる。また、パーツの大幅な変更もないので、4年前に買った製品のパーツも安心して買うことができる。
この点がルンバの強みなのかもしれない。
ルンバ537
コメントを投稿するにはログインしてください。