平日夜東京で、野球以外のプロスポーツがみられる機会は少ない。墨田区でプロバスケの試合がみれるということで観戦してきた。
試合は、10月25日(水)サンロッカーズ渋谷vs.栃木ブレックス戦。サンロッカーズ渋谷は青山学院記念館をホームとしているが、この日は墨田区総合体育館で試合を行う。(大学の文化祭で青山学院記念館が使えなかったのかな?)
普段は土日開催が多いB.LEAGUEだが、たまに平日にも試合を行う。ファンのすそ野を広げるためにも、仕事帰りの人をターゲットに、平日夜東京で試合をやることはいいことだと思う。
チケットは売り切れで満員だった。観戦場所は1階自由席。コートエンド側の席が自由席で、コート横を正面で見れる席が指定席となる。
試合開始は19:05で、開場は17:30。会場には18:30頃に入ってみたが、自由席は一杯の状態で、3人以上が連続で座れるスペースはなかった。
青山学院記念館は大学のスペースになるので、アルコールの飲食は禁止されているが、墨田区総合体育館ではアルコールの飲食はできる。しかし、瓶・缶の持ち込めないので、入場口で移し替えが必要。ただ、紙コップの用意はないので、自分で紙コップを用意しての移し替えが必要。
川崎のとどろきアリーナでは、缶の持ち込みもOKだったので、会場でビールを飲んでいる人もちらほら見かけた。仕事帰りのサラリーマン的には川崎のとどろきアリーナのほうがありがたい。
バスケの試合は開場が狭いので、どこの座席でも臨場感が楽しめる。コートエンド側も座席であったが、選手の迫力は十分に感じた。
2階も自由席となっているが、立ち見がでるほど人が多かった。
野球やサッカーとは違い、選手はすぐそこに手が届く位置にいるのが新鮮に感じた。
バスケは野球やサッカーとは違い、点数がはいる機会が多い。点数があまり入らないスポーツだと1点重みは大きく、贔屓のチームに1点はいったら喜びも大きい。
上記の動画では点数が入ったときに観客の動きが確認できる。点数がはいると両手を上にあげたり、立ち上がったりする観客の動きはどのスポーツでも同じだが、バスケの場合は、すぐに席に座り、試合観戦にもどる。
点数がはいると喜ぶが、その余韻に浸る間もなく、すぐに試合に引きずり込まれる。得点が入った喜びと得点を取られた悲しみが、交互入れ替えて、頻繁に起こり、それらが積み重なって勝者や敗者が決まっていく。
また、試合は、「試合の流れ」みたいなのがあって、得点が決まりやすい時間帯や決まりにくい時間帯がある。この試合の流れ止めるために、タイムアウトをとったりなどで雰囲気を変えていく。
スピーディーに試合展開が進むから、プレイが1回1回とまる野球やアメリカンフットボールと違い、作戦が入り込む余地がすくなく、試合のながれやスピード感を楽しむスポーツなんだと感じた。
試合自体は1時間50分程度なので、遅刻すると楽しむ時間がすくない。ただ、試合中は常にプレイに集中しているので、あっという間に時間が経過してしまい、緊張感がある。