今までにないユニークな形状に興味をひき、2013年10月発売に購入しました。それから、約半年が経過しましたので、購入後の感想を書いてみたいと思います。
使ったみて思ったのは、活躍の場面がすくないということです。その理由はいくつかあります。
- スマホのカメラで充分
ズームを利用しなければ、スマホのカメラで十分です。わざわざDSC-QX10を使うまでもありません。 -
スマホとの装着や接続が面倒
レンズ型カメラをスマホに物理的に装着するのが面倒です。また、スマホとネットワーク接続する必要もあり、これまた面倒です。撮影のためにひと手間かかるので、撮影意欲がなくなってしまうですよね。 -
スマホの電池が消耗する
DSC-QX10のディスプレイ部分はスマホが担当するわけですが、当然ながら電池を消耗します。スマホはカメラ以外の用途でも利用するわけなので、なるべくスマホの電池は温存しておきたいです。電池を使いたくないという心理が働き、カメラを使うのを止めようとなってしまい、撮影意欲がなくなってしまうですよね。 -
ディスプレイの表示がいまいち
DSC-QX10のレンズでとらえた画像はスマホに送られるわけですが、画像がいまいちです。カメラを速く動かくすと、ディスプレイに表示される画像はかなり乱れます。撮影写真は綺麗なのですが、撮る前の画像が綺麗ではないので、撮影意欲がなくなってしまうですよね。
こんな感じで撮影意欲をいろいろとなくなってしまうので、デジカメの代替品としては難しいかなぁと感じました。
一方で、スマホに装着しないで撮影するスタイルは面白いかもと思っています。
- 左手でレンズをもち、右手のスマホで撮影
このスタイルで撮影すると、今までにはないアングルでの撮影ができます。ローアングルから子供を撮影すると、なかなか迫力があって面白いです。 -
レンズを置いて撮影する。
レンズを置いて撮影するスタイルは使い方が面白いです。具体的には、テレビにカメラをおいて、家族みんなでテレビを見ている写真を撮る、のような自宅での日常を切り取るという使い方が面白いです。普通のデジカメだと撮る人は写真に写れないですし、やっぱりカメラを向けられていると、人間すこし身構えてしまっていると思うので、自然な写真をとるのって難しいと思うのです。
レンズ型カメラDSC-QX10はデジカメの代わりとはなりません。しかしながら、今まで取れなかった写真をとることができるカメラだと思います。