ikedahayatoさんのブログにこのような記事がありました。記事のとおり、なぜか子供に怒りが芽生えてしまう機会はたくさんあります。
[育児] 「自分の子ども」だと思って育てるから、ニンジンを食べない娘に怒りが芽生える – ihayato.書店 | ihayato.書店
ikedahayatoさんのブログでは、怒りが芽生える理由を以下としています。
自分のものだと思い込んで、コントロールしようとするところに問題があるのでしょう。実際、他人の子どもがニンジンを食べなくても怒ったりしませんからねぇ。
では、怒りを芽生えないようにするには、
- 自分のものだと思わない。
- コントロールしない。
ということになります。
例えば、友人のような親子関係であれば、怒りが芽生えることはあまり多くありません。子供がある程度の年齢になり、子離れをしたあとであれば、友人のような親子関係もありなのかもしれませんが、子供が小さいときは、友人のような親子関係は無理です。親ならば、時として子供に「怒りが芽生える」ことは自然なことなのかもしれません。
「怒りが芽生える」瞬間というのは、もしかすると、親が親として成長する時の痛み「成長痛」なのかもしれません。
嫌いなものは食べなくてはいけないのか?
上記のサイトをみて、ブログを書こうと思ったのは「怒りが芽生える」に注目したのではなく、「ニンジンを食べない娘」という文章が気になったからです。
ニンジンを食べないことがいけないことなのか?ということなのです。
よく、子供の嫌いなものを、何とか食べさせようとする親がいます。食べられるようにするために毎日食卓にだすとか、原材料を気づかせないよう調理するなど、さまざまな工夫をする親がいます。
そんな親を見るたびに、「嫌いならば食べなければいいのに」と思ってしまいます。
本当は嫌いなものでなくとも、子供が嫌いと親が勘違いして、無理やり食べさせてしまい、本当に嫌いになってしまうということもあるのではないでしょうか?子供の嫌いな食べ物は、子供ではなく、親が作り出しているのではないか?と思ってしまいます。
「嫌いなものは食べなくてよい」というのは、ニンジンがだめなら、ニンジン以外の何かで代替すればよいということで、けして、子供な好きなもの、たとえば「スナック菓子」だけを食べさせればいいということではありません。
我が家では、嫌いなものは食べなくてよいという方針にしています。この方針でいると、食事のときに、怒りが芽生えることはありません。