ここ数年、携帯電話のキャリアを次々変えてきた。ソフトバンクからauに移動、その後docomoに移動した。いわゆるMNPでキャリアを移動し、毎月の電話代金を安く抑えてきた。しかし、2年毎にMNPするのも面倒になってきた。一方で、格安SIMを提供するMVNOが増えてきた。通信費を抑えためにMVNOを利用する方法もありそうなので、今回検討をしてみる。
docomoと音声通話機能付きSIM みおふぉんのプラン比較
まずは、docomoの料金プランを確認してみる。
docomoの料金プラン
現在のdocomoの料金プランは6500円以上となり高い。通話はあまりしない人にとって、カケホーダイプランの2700円の負担は重い。
項目 | データSパック | データMパック | データLパック |
---|---|---|---|
カケホーダイプラン | 2,700円 | 2,700円 | 2,700円 |
spモード | 300円 | 300円 | 300円 |
パケットパック | 3,500円 | 5,000円 | 6,700円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 8GB |
月額合計 | 6,500円 | 8,000円 | 9,700円 |
私はほとんど通話しないので、カケホーダイは実質料金の値上げにあたり非常に迷惑だ。
音声通話機能付きSIM みおふぉん
次に、IIJmio 音声通話機能付きSIM みおふぉんの料金を確認してみる。料金プランは、3種類ある。
項目 | ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
---|---|---|---|
データ量 | 2GB | 4GB | 7GB |
月額合計 | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円 |
両社とも2GBのプランがあるので比較すると、月額料金は「みおふぉん」が4900円も安い。
しかし、通話料はdocomoが無料で、「みおふぉん」は有料だ。計算してみると約122分以下(通話料30秒20円で計算)の通話であれば、「みおふぉん」が安くなる計算だ。
全く通話しない私は、「みおふぉん」のほうが断然お得だ。
料金比較表
料金を比較すると価格差は歴然。docomoと比較する意味もないが、この後他のMVNOとも比較するために、この表を作成してみた。
項目 | docomo | 音声通話機能付みおふぉん |
---|---|---|
2GB | 6500円 | 1600円 |
3GB | – | – |
4GB | – | 2220円 |
5GB | 8000円 | – |
6GB | – | – |
7GB | – | 3260円 |
8GB | 9700円 | – |
9GB | – | – |
9GB | – | – |
音声通話機能付きSIM みおふぉん
ミニマムスタートプランとライトスタートプランは容量の違いだけだが、ファミリーシェアプランは容量の違いだけではない。SIMを最大3枚まで追加することができるのが特徴だ。自分の携帯電話に加え、家族の携帯電話も一緒にパケットをシェアしてもよいし、タブレットなどにSIMを使い自分だけでシャアしてもよい。
使い方の例を記載してみた。
項目 | 自分用
|
自分用 タブレット用 |
自分用 家族用 |
自分用 家族用 タブレット用 |
自分用 家族用 家族用 |
---|---|---|---|---|---|
SIM | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 3枚 | 3枚 |
月額合計 | 3,260円 | 3,260円 | 3,960円 | 3,960円 | 4,660円 |
いろいろ組み合わせを考えてみたが、7GBで足りれば家族3人で4660円で済むのは格安だ。
音声通話機能付きSIM みおふぉんの気になるサービスを記載してみた。
サービス項目 | サービス内容 |
---|---|
初期費用 | 3000円 |
Sim追加費用 | 2000円 |
Sim追加枚数 | ファミリーシェアプランは3枚まで |
通話料 | 20円/30秒 |
通信速度 | 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps |
クーポンオフの通信速度 | 最大200kbps |
通信制限 | クーポンオフ時に制限。3日あたり366MB |
プランの変更 | 可能。翌月1日より適用 |
最低利用期間 | 利用開始日の翌月末日まで |
解約手数料 | (12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜) |
データ繰越 | 余ったデータ量は翌月に繰り越し可能 |
バースト機能 | 通信し始めの一定量は高速 |
途中でプランの変更が可能なので、最初はミニマムスタートプランで初めてみて、状況を確認しながらプランを変更していけばよいんは安心だ。メインの電話をMVNOにしてしまうか本気で悩む。