今年の1月に無線Lanの新規格IEEE 802.11acが策定されました。
今まではIEEE 802.11nで、300Mbpsに対応していたルーターが多数販売されております。IEEE 802.11acの公称速度は290Mbps – 6.9Gbpsと11nの65-600Mbpsと比較すると、最高速度は10倍となり、現在の光ファイバーよりも高速となります。
公称速度は最大6.9Gbpsといっても、すぐに対応する製品がでるわけではなく、現在のところ、433Mbps、866Mbps、1300Mbpsの3種類の無線Lan親機が発売されております。
また、親機だけでなく子機側も11acに対応する必要があります。子機は433Mbps、866Mbpsに対応している製品はありますが、1300Mbpsはまだないようです。
子機はUSBに接続して利用します。注意点としては、866Mbsp対応子機はUSB3.0のポートがあるPCが必要です。USB2.0の転送速度の最高値は480Mbpsですので、せっかく866Mbpsの子機をかってもUSBの上限速度の制限によりスピードがでないことになってしまうからです。
我が家では親機は866Mbps、子機は433Mbpを購入しました。
親機は約5800円程度、
子機は1980円程度ですので、
約8,000円で11acの無線Lan環境が構築できました。
11acの無線Lan環境は快適です。これからどんどん高速化していくので、つどつど部品は買い替えていきたいと思います。