9月は半期決算、3月は決算月です。売り側の企業としては、売上が目標値に届いていない場合は、数字を作りたいはずです。買う側はそれほど強く買いたくないのに、売り側が強く売りたい。となると、そのパワーバランスが価格に反映され、キャンペーンや値引きなどによって、価格が下落します。3月と9月は、安く買えるチャンスなのです。売り手が売りたい時期に、買い手が買ってあげることが、一番Win-Winの関係になれるのではないかという発想です。

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しかしながら、3月と9月に安く買えないケースもあります。
たとえば、売上が早々に目標を達成してしまった場合です。売り手は無理して売る必要はありません。需要の先取りをする必要もありませんから、価格を下げることはありません。今期の売上にするよりも、むしろ来季の売り上げのために、今期は無理せず、翌年に売ろうという心理も働くかもしれません。
売り手が決算月に売上目標を早々に達成してしまった場合は、3月は売りたいという力が非常に弱くなります。3月は価格はものすごく安い月である可能性もありますが、全然安くない月になる可能性もあるのです。
買い物する月としては、3月はとてもスリリングなのです。
しかし、2014年3月は高額な買い物はしないようにしようと思っております。2014年4月には消費税の税率があがる可能性が高いです。そうなると、今度は買い手の買いたいという力が強くなるからです。需要が強くなれば、価格は値引されず、維持または上昇傾向がみられます。だから、買いのタイミングとしてはふさわしくないと思っております。
ただ、これも例外があります。消費税があがれば、上がる前に買いたいと思うのは買い手の心情です。当然売り手も簡単に想像できます。そうなると売り手も通常月よりは高い販売目標を立てます。そうなると、予想外に売れ行きが悪いと、売り手の売りたい力が、買い手の買いたい力を上回り、価格が下げることも考えれます。
ただ、消費税率が上がる前は、きっとあわただしくなりますので、ゆったりしたときに購入したいので、2014年3月は高額なものは買わない予定です。
前置きは長くなりましが、このようなことを考えたのは、車の車検の見積がきっかけでした。見積をもらったのですが、予想以上に部品の劣化が激しく、多くの部品交換が必要でした。現在の車は購入してから約9年が経過しており、これからは維持費用が高くなることが予想されます。そろそろ、買い替えも検討する時期です。
上記に書いたとおり、車を買うならば3月の決算期に買うことを決めていたのですが、今年の3月は消費税の駆け込み需要が多そうなので、前倒しで9月に購入しようかなと、購入を正当化するための考えを巡らせていたわけなのです。
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